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現場仕事のイメージが強い栄養士は、「休みが少ないのでは?」というイメージを持つ人も多いかもしれません。そこで、今回はいろいろな環境で働く栄養士の休みの取得状況についてご紹介します。
栄養士・管理栄養士だけのデータがないため、令和5年賃金構造基本統計調査と裁量労働制実態調査のデータを参考に栄養士の休日取得状況について説明します。
医療・福祉に従事する人の労働時間・日数を参考にすると、月間の労働時間は約165時間、労働日数は20日であり、週休2日と考えられます。
年次有給休暇においても、医療・福祉の分野を参考にすると、労働者1人に対する付与日数16.4日に対して平均取得日数10.7日であり、取得率は65.3%です。休みは決して多いとはいえませんが、他の業種と比較して極端に少ないわけでもありません。
参照元:令和5年賃金構造基本統計調査( https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?tclass=000001215601&cycle=0 )
参照元:裁量労働制実態調査( https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?tclass=000001143185&cycle=0 )
栄養士の働き方は、大きく分けるとシフト制と日勤の定時制の2種類です。 24時間365日の対応が必要な病院・介護施設などの栄養士や営業時間が長めのスポーツクラブなどで働く栄養士は、シフト制になりがちです。
一方で、一般企業で働く栄養士(社員の健康管理や社員食堂の運営)や保育園・学校給食に携わる栄養士は、定時制の場合が多いようです。
栄養士の休日は働く場所により、取り方や日数には差があるようです。
そこで、今回は当サイトの監修企業・グリーンハウスの栄養士さん達に休日の過ごし方について聞きました。
スポーツ栄養士
鈴木さん
「自分が関わったスポーツチームの応援に行っています!」
休日は自分が関わったチームの応援に行っています。やっぱり成果が気になりますし、知っている選手が頑張っているのをみると応援にも力が入りますね!他にも最近はジョギングをしています。元々体を動かすのは好きなんですが、選手にアドバイスをするにあたって、やっぱり自分でもやってみた方が説得力も増すじゃないですか。食べることも好きなので、体を動かして食べた結果どうなるのか見せていきたいです。
小学校の栄養士
前田さん
「長期休みを利用して旅行を楽しんでいます」
旅行が好きで、栄養士の友人と一緒にいろいろなところへ行っています。学校給食のお仕事は通常時はなかなかお休みが取れないですが、夏休み冬休みが長いので、旅行にも行きやすいです!メリハリのある働き方をしたい私には、とても向いていると思っています。
病院の栄養士
丸山さん
「いろいろな方法でリフレッシュしています」
平日休みは1人で出かけることが多いです。都内を散歩するのも好きですし、最近はサウナ巡りしています。土日祝休みの日は友達とご飯を食べに行くこともありますし、月1回ほどはライブへ行きリフレッシュしています。
栄養士の休みについて
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調理をしたり栄養価の計算など、毎日のお仕事の疲れを癒やすために、皆さんそれぞれの休日の過ごし方がありました。休日にしっかりとリフレッシュすることが、休み明けの業務のモチベーションにつながっているのだなと感じます。
栄養士の休みに関しては在籍企業によってもかなり左右されます。お話を伺った栄養士さん達が在籍している企業に、勤務体制や休暇の考え方を一言コメントをもらいましたので、こちらも参考にしてみてください。
監修者メモ
年間休日は122日。休みは週休2日制で、土日休みもあればシフト制の場所もあります。その他、有給休暇、産前産後休暇、育児休暇(3年)、子どもの看護休暇、介護休暇、節目休暇などもあります。その他の福利厚生では、一般的な保険制度のほか、従業員とその家族を生涯にわたって支援する仕組みや制度を用意しています。
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栄養士の休日のリアルが知りたい!そんな方々のために、栄養士のお休み事情についてまとめてみました。なお、あくまでも一般的な情報ですので、採用される企業や施設によって違いがあることを、予めご了承ください。
病院は24時間365日入院患者さんがいるため、平日・土日祝関係なく朝・昼・夕の食事提供が必要です。そのため、しっかりと休みの確保ができるように、多くの病院では早番・遅番などのシフト制を取り入れています。
休みが平日になるのか土日祝になるのかは勤務先により異なるため、土日祝休みを希望する人には不向きです。また、編集チームの調査によると週休2日(月8日休み)の病院が多い印象でした。
高齢者介護施設(デイケアを除く)は24時間365日入所者さんがいるため、平日・土日祝関係なく朝・昼・夕の食事提供が必要です。多くの施設では、日勤だけでなく早番や遅番などを取り入れて、3種類の勤務時間によるシフト制を取り入れています。
当編集チームの2025年1月の調査によると、年間休日数は105〜120日程度の場合が多く、平日・土日祝休みを組み合わせた休みになりやすいようです。
学校の給食を担当する場合は、年間休日が120日以上あり、土日祝がお休みという職場が多いようです。春休み、夏休み、冬休みなどの長期休みを取りやすい傾向にもあります。
保育園は土曜も稼働しているので正確には土曜は休めませんが、残業も少なく年末年始やお盆はお休みを取れる施設が多いようです。
社員食堂は社員向けの昼食提供の場合がほとんどのため、日勤が多く土日祝休みの完全週休2日制の場合が多いようです。 そして、会社が休みになる年末年始やお盆休みなども休日になる場合が多いでしょう。
ただし、最近では少なくなりましたが、24時間365日稼働している会社の中にある社員食堂の場合、昼食だけでなく朝食や夕食を提供している場合もあります。その場合、早番・遅番などのシフト制が取り入れられている場合もあります。
スポーツ栄養士は民間のスポーツジムやフィットネスクラブなどの施設で働いたり、プロ・アマのアスリートと個人もしくは団体契約をしたり、さまざまな働き方があります。
施設勤務では平日・土日祝関係なく施設の営業時間に合わせる必要があるため、実働8時間などのシフト制である場合が多く、食事提供ではなく栄養相談や食事アドバイスなどを求められやすいです。
年間休日は105日ほどであると言われています。一方で、個人契約の場合固定の休みではなく、担当するアスリートやチームの状況に合わせて常に対応できるような契約が結ばれる場合もあるようです。
栄養士の残業の状況は勤務場所や業務内容によって異なります。 例えば、公務員や食品メーカーで働く栄養士は繁忙期になると残業を依頼されることもありますし、病院や介護施設など毎日決まった時間帯に入居者に食事を提供するような施設でも、ベッド数や受け入れ人数が多い大型のところになると、時間内に作業が終わらないなどの理由から残業が発生するということもあるようです。
基本、どの職場でも就業時間は決められていますが、業務上のやむを得ない理由で残業が発生したり、依頼されたりもします。事前に面接を通じて、残業の有無や状況を確認しておきましょう。
「食事や栄養の指導」といった栄養士の基本的な仕事だけであれば、普通、夜勤は発生しません。しかし、介護付有料老人ホームや特別養護老人ホームといった福祉施設、そのほか入院患者のいる総合/大学病院などの24時間体制で運営している施設では、日中だけでなく夜間の勤務を求められることもあるようです。
ただし、このような施設では通常シフト制(3~4交代制)になっていますし、数人体制で勤務しているため、夜勤とはいっても個人に掛かる負担は大きくはないでしょう。加えて、仮眠が取れるところもあるようです。
また、通常の給料に加えて別途「夜勤手当」が支給されることもあります。夜勤ができる職場でフルタイムの勤務している栄養士は、日勤のみの栄養士よりも収入を得ている人が多いようです。
こちらも勤務している職場や環境により異なってきます。また、繁忙期や閑散期でも同様です。
特に企業に勤めている栄養士の方がその時期の影響を受けることがある一方、病院など365日毎日食事を提供している施設に勤めている方は、繁忙期や閑散期がほぼないためその影響はあまり受けません。
では、連休を取りやすい職場や環境はどの様なところでしょうか?一例を挙げるとするなら、学校給食があります。
夏や冬など生徒が長期休暇を取る際は休校となり、その間を「企業として休み」としているのであれば、連休を取得することも可能です。
しかし、長期休みの間を「企業としての休み」としていなければ、他のスタッフと日程を調整する必要があるでしょう。
病院や特別養護老人ホームで、栄養士の配置人数が少なく、食事の指導から配膳、セミナーの実施に至るまで多くの業務が重なってしまうとなると、取得したい時期に連休をとることは難しい傾向にあります。
ただ、大型の施設でスタッフの人数も多い職場であれば、シフトを上手に調整すれば連休を取得することも可能となります。
このように連休の取得が難しい職場も少なくはありませんが、事前に休日の時期を取り決め、仕事に支障がないように調整すれば「連休の取得」は可能です。事前に上司や職場のスタッフに相談することもよいでしょう。
栄養士が必要とされる職場はさまざまなため、休みのとりやすさや休日事情、勤務体系は職場によって多種多様であることがわかりました。
業界ごとの特徴もありますが、企業や施設によって考え方も異なりますので、気になった企業・施設があれば、募集要項だけではなく面談時にもしっかり確認しておくとよいでしょう。
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厳選した旬の食材、調理法そして安全にこだわり「食と健康の総合ホスピタリティ企業」として、日本のみならず、世界13エリアで多角的に事業を展開。
オリジナルメニューを4,000以上保有し、日本2,694ヶ所の契約施設でのノウハウを落とし込んだ手厚い研修制度が特徴です。
入社後半年程度の手厚い研修を経て、キャリア希望・適性・研修状況を踏まえ、個々に合った職場に配属。キャリアに合わせて、様々な配属先で経験が積めるのもポイントです。
資格取得支援も活発。食と健康の業界で成長していきたいと挑戦する姿勢のある人なら、活躍するための環境は整っています。
(※)数値は2024年6月時点の情報です