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栄養士に限らず、就職や転職活動に必須かつ重要なのが履歴書。働きたい企業の採用担当者に人柄や経歴をアピールし「一緒に働きたい」と思ってもらうためには、どのような内容の履歴書を作成すれば良いのでしょうか。
この記事では、履歴書の核となる志望動機や自己PRの書き方について詳しく解説します。栄養士ならではの履歴書作成のコツや文例も紹介しますので、ぜひチェックしてください。
履歴書は手書き、パソコン作成どちらでも構いません。とはいえ、人柄が重視される傾向が強い新卒採用の場合は手書きがおすすめです。
手書きの履歴書は、パソコンで作成した履歴書よりも個性が出やすいといえます。文字の美しさよりも、丁寧さを重視しましょう。
時間や気持ちに余裕がないまま履歴書を作成すると、字や内容が雑になってしまうことも。良い印象を残せずに、チャンスを逃してしまう可能性も否定できません。
就職や転職に欠かせない履歴書は、余裕を持って丁寧に作成しましょう。
「この人と会ってみたい」「一緒に仕事をしてみたい」と思わせる履歴書にするためには、履歴書の文面で熱意を伝える必要があります。
ありきたりの定型文を用いるよりも、自分なりの解釈のもとで書き進めれば、より心に響く文章になるでしょう。
「企業理念に共感を得た」「社風に魅力を感じた」といった志望動機を挙げる方も少なくありませんが、それだけでは動機が薄いと捉えられる可能性があります。
共感や魅力を感じた理由、さらには企業理念に対して自分ができることなどについてよく考え、分かりやすく具体的に記載することが重要です。
「勉強したい」「学びたい」といった内容の志望動機に終始してしまうのは、あまり好ましくないでしょう。
仕事に対しての勉強意欲は大切ですが、さらに重要なのが就職した際に戦力となる意欲があるかどうか。そのため、学んだことによってどのように貢献したいのかまで書かないと、受け身であると捉えられてしまう可能性があるため注意しましょう。
就職先を決める上で重視したいのが、収入や福利厚生、残業の有無など。しかし、志望動機として前面に押し出してしまうと、あまり良いイメージはもたれないかもしれません。
待遇の良さが魅力であったとしても、志望動機は業務内容を中心に考えるのがよいでしょう。
学校ではないので、学びだけを前面に出した志望動機はNGですが、特に栄養士においては自己研鑽のための勉強は欠かせません。
栄養士が関わる医療や介護、保育などを取り巻く状況は日々進化しています。会社に不可欠な存在になるかもしれないと感じてもらうためには、履歴書を通して常に学び続ける意欲を伝えられると良いでしょう。
「食」を病気の治療や食育につなげたり、美味しい食事を設計・提供したりすることが栄養士の主な仕事です。アルバイトやボランティアなど、実際に経験した事例などを踏まえ、食への熱意をアピールしましょう。自身が貢献できる事業(サービス)の具体例なども書けるようであれば、ぜひ履歴書に盛り込みましょう。
新卒であれば、臨地実習での経験や卒業論文の内容などを含め、文章を組み立てることもおすすめです。
栄養士が活躍する職場は、他職種との連携が不可欠です。職種、部署の垣根を越えた活発なコミュニケーションは、サービスを利用する方にとってもプラスに働きます。
コミュニケーションを取ることで得られた成功体験ややりがいを、会社の事業と絡めて伝えれば、採用担当者に興味を持ってもらえる可能性も高まるでしょう。
Web上で公開されていた履歴書の志望動機で参考になる書き方を、職場別にピックアップしました。当編集チームからそれぞれの例について良い点・もっと良くなる点を補足してみましたので、併せて参考にしてみてください。
私自身食品アレルギーを持っているのですが、昔からアレルギーを気にせずおいしい食事が取れる周りの人を羨ましく思っていました。そのため、アレルギーがある人向けにおいしい食事を提供する仕事に携わることが子どもの頃からの夢でした。
あるとき、貴院が「どんな人でも食事を楽しめるように」というポリシーを掲げていることを知り、誰でも楽しく食事ができるように私も支える一員になりたいと感じました。
貴院への入職後は医療に関する知識を身に付けながら、患者様を第一に考え一人ひとりが食事を楽しめるように支えていきたいと考えています。
引用元:PORTキャリア( https://www.theport.jp/portcareer/article/101370/ )
自身にアレルギーがあることのみではなく、過去のエピソードを交え具体的な説明で分かりやすくまとめられています。さらには応募企業のポリシーに触れながら話を進めている点も、よい印象を与える可能性が高いでしょう。
なお、病院を利用する方の呼称については「患者様」から「患者さん」とする傾向が高まっています。迷う場合は、病院概要などを参考にすると良いでしょう。
こちらの保育園では、園庭で野菜を自家栽培しているため、これまでの知識と経験が活かせる場所だと確信しました。私が通った保育園は、園長先生が食育に熱心なことで有名でした。
園児が梅干しを漬けたり、園内で稲を育てたりする環境で、私は幼い頃から三大栄養素を意識して食事するようになったのです。
進路を考える時期にこれに気付き、食に対する興味を深め栄養士を志しました。スタッフの一員となれたら、子どもたちの成長と健康を見守りながら、食事の大切さを話したり、食事を作ったりして貢献したいと思っています。
引用元:情報かる・ける( https://karu-keru.com/info/job/rd/nutritionist-motivation )
幼稚園や保育園、学校給食では「子どもが好き」「子どもの成長を見守りたい」といった志望動機を挙げるケースは多いでしょう。しかしこういった理由のみでは具体性が乏しく「動機が薄い」と捉えられかねません。
こちらの例文では、応募する企業ならではの取り組みに着目し、実体験を踏まえつつ食育への熱意をうまく表現できている一例であるといえます。
貴社を志望したのは、毎日の食事に利用者様の意見を反映していると聞いたからです。
利用者様が楽しみにしている食事に、私の知識や経験を活かしたいという想いで志望しました。私の祖父は、週3回のデイサービスから帰ってくると、いつもお昼ごはんやおやつのメニューを家族に話してくれました。
あまりに祖父が楽しそうなので、利用者様の「楽しみ」になる「食」に関わる仕事がしたいと思ったのが、栄養士を目指すきっかけです。
祖父が亡くなった今でも、メニューについて話す祖父の笑顔が忘れられません。
引用元:情報かる・ける( https://karu-keru.com/info/job/rd/nutritionist-motivation )
高齢者施設では、食事を何よりも楽しみにしている方も少なくありません。そのため、食事に関しては施設ごとにさまざまな取り組みを行っています
こちらの志望動機は「自身の身内が楽しみにしていたように、入所者の方に食事を楽しんでもらいたい」「そんな取り組みを行う施設で働きたい」といった内容が分かりやすくまとめられています。
自身が経験したことと企業が取り組んでいることに一貫性があれば、採用担当者にも納得してもらいやすいでしょう。
強みをアピールすることは、自己PR文を作成する際のポイントの一つ。しかし、ただ「強みがある」というだけでは、採用担当者がイメージしにくいでしょう。
アピールしたい強みが理解しやすいよう、具体的な実績やエピソードなどを交えつつ文章をまとめることが大切です。
新卒の場合、栄養士としての経験や実績をアピールすることは難しいため、意欲や熱意を伝えましょう。
実務経験がないからといって自己PRが薄くなってしまうと「この会社で働きたい」という意欲が伝わらず、チャンスを逃してしまう可能性があります。
前向きな姿勢や人柄も評価の対象となるため、経験が少ない場合は自身の性格や仕事への熱意を踏まえPR文を作成しましょう。
PRできる強みがたくさんあることは良いことですが、いろいろ書きすぎてしまうと人柄や実績が伝わりにくくなってしまいます。
アピールしたい部分がいくつもある場合は、応募する企業にふさわしい強みをピックアップすることが大切です。どのような人材を求めているのかを分析したうえで、自己PR文を作成しましょう。
自身をPRする際に必要なのは、強みと弱みを知ること。自己PRの作成だけではなく、希望する職場の絞り込みや転職後のミスマッチ防止にも役立ちます。
自身の強み、アピールポイントがよくわからない場合は、弱みから導き出す方法もおすすめ。例えば「話し下手」→「聞き上手」、「八方美人」→「協調性がある」などです。
人柄や性格面での強みのほか、コミュニケーション能力やリーダーシップなどのスキルも自己PRとして盛り込める要素です。
仕事の成功体験や学生時代の受賞・表彰歴は、積極的にアピールしましょう。成功に至るまでの経緯も明確にすることで、より魅力のある自己PR文となります。
大きな成功例がない場合でも、日々工夫していることや努力していること、感謝されたことなどを盛り込むと良いでしょう。
自身をPRする「自己PR」で忘れてはいけないのが、応募する会社の特徴に沿った方法でアピールすることです。
自身の強みが就職にマイナスになることはまずありませんが、より採用の確率を高めるためには企業理念や社風を踏まえた上でアピールポイントを選定しましょう。
私の強みは、コミュニケーションを積極的に取り、周囲の状況に適した行動を実行できることです。
私は以前、レストランのアルバイトで、調理に時間がかかってしまうことに課題を見出し、先輩や後輩に対して提案を試みたことがあります。丁寧な姿勢で先輩と接して信頼関係を築きながら、後輩に対しては調理のサポートを行うことを心がけた結果、全体の工程にかかる時間を節約できました。
そして調理以外に使える時間が増えたことで、健康を意識したお客様の満足度を高めるメニューを考えやすくなり、レストランの売上を上昇させることができました。
私は協調性を活かし、管理栄養士として貴社で食事のバランスを考えながら、チームで行うプロジェクトにも貢献してまいります。
引用元:カリクル( https://caricuru.jp/recruitment/18460/?media=18460 )
協調性とは、他の人と協力して物事に取り組める能力であり、コミュニケーション能力が必要とされます。栄養士同志や調理スタッフとのコミュニケーションはもちろん、看護師や介護士など他職種との連携も欠かせません。
職種間のコミュニケーションは、企業が提供するサービスにも影響を与えます。協調性をアピールできるエピソードがあれば、企業にとって有益な人材であることを印象づけられるでしょう。
私の強みは、計画性と管理能力です。
学生時代はアルバイト先でバイトリーダーをしており、従業員のシフト作成業務をしていました。
シフト管理業務において大切なことは、計画性です。
テスト週間前になるとアルバイトに入る従業員の人数が減り、長期休暇になるとアルバイトの人数が増えるといった傾向から、そういったイベントごとの前には通常よりも早い段階でシフトを集計し、仮シフトを従業員に提示していました。
また、業務上の役割分担における勤務上のムラをなくすため、全員がいろいろな業務をこなせるよう指導してほしいと店長に直談判をしたこともあります。
この経験を活かし、貴校では栄養士として献立の作成や食材の発注業務などを、責任を持って行いたいと考えています。
引用元:情報かる・ける( https://karu-keru.com/info/job/rd/nutritionist-self-pr )
調理スタッフのシフト管理が栄養士の仕事となっている勤務先もあります。シフト調整には協調性も必要ですが、行事食に向けた人員配置やスタッフの休暇等に配慮する計画性も大切です。
また、給食では配膳時間が決まっているため、遅れないように食事を仕上げるには計画的に作業を進めなければいけません。
栄養士業務の基礎となる能力といっても過言ではないため、例文のようなエピソードがあれば積極的にアピールしましょう。
私は料理が得意であり、地元から離れて暮らしている友人には、思い出の味を振る舞うことが少なくありません。
秋田出身の友達に、「きりたんぽ鍋」を作った際は、あまりの美味しさに友達は涙してくれました。
馴染みのない料理でも、完全に再現できるように、味付けなどを細かく研究することが、自分のモットーです。
◯◯は、管理栄養士として多くのことを学び、経験できる施設であると考えています。
多くの人の笑顔が見られるよう、日々研鑽を重ねてまいります。
引用元:マイナビコメディカル( https://co-medical.mynavi.jp/column/nrd/pr-nrd/ )
集団給食に関わる栄養士には、多くの方に喜んでもらえる献立(食事)づくりが求められます。そのため、食べる人に喜ばれるための努力を惜しまない姿勢をアピールすることも効果的です。
美味しい食事への探究心や熱意が伝われば「採用したい人材」の一人として注目される可能性があります。ここまでも紹介したように、ウェブ上で「履歴書 書き方」「履歴書 見本」といったワードで検索すれば、たくさんの例文が出てきます。しかし、こういった例文に出てくるような表現、ありがちな言い回しをそのまま使用することは避けるべきでしょう。例文はあくまで参考程度に、自分の言葉で書きましょう。
企業の採用担当者は、多くの履歴書を見ています。よくある志望動機よりも、採用する方の人となりがわかるような文章、自分なりの解釈を加えた文章のほうが目に留まりやすいはず。
面接に進むことができる可能性も高まるのではないでしょうか。
栄養士や管理栄養士を多く採用する監修企業のグリーンハウス。グリーンハウスでは、履歴書のどういった部分に着目し、どのような情報を求めているのか聞いてみました。
監修者メモ
内容はもちろんですが、「丁寧に書いているか」が大切です。字に自信がない人もいるかもしれませんが、丁寧に書くのと雑に書くのとでは、見る側はすぐに分かります。丁寧に書いてあるだけで、会社に対する想いが伝わりますね。あとは入社後に何がしたいかは気になるポイントです。
希望の企業で栄養士・管理栄養士として働きたいなら、採用の確率が高まる履歴書の書き方をマスターすることが重要です。
当サイトの監修企業グリーンハウスでも、栄養士や管理栄養士の採用を積極的に行っています。興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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厳選した旬の食材、調理法、そして安全天然調味料にこだわり「食と健康の総合ホスピタリティ企業」として、日本のみならず、世界13エリアで多角的に事業を展開。
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(※)数値は2024年6月時点の情報です