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基本的には書類選考を通過した後にやってくる面接は、お互いの相性を知る場として、とても重要な場です。
ここでは、面接で注意するポイントやよくある質問・回答例などについて紹介します。
履歴書などの書類だけでは判断することができない人間性やスキルなどを知る目的で、面接はおこなわれます。
栄養士の面接をする際に施設や企業はどこを見ているのでしょうか?
栄養士の業務は、業界の種類関係なくさまざまな人とコミュニケーションをとる必要があります。そのため、コミュニケーションが円滑にとれる人であるかどうかの確認も含めて、質問をしっかりと聞いているかどうか、そして、質問の内容に正確に答えられるかどうかは確認されます。
模範解答である必要はないため、自分の言葉で答えられるように意識しておきましょう。
当たり前ですが、どんな職業においても厳しさはあります。ましてや栄養士の仕事は専門職です。食を通して人や社会に貢献したいという想いがなければ、続かない可能性もあります。なぜ栄養士として働きたいのかということは、しっかりと考え自分自身でも整理をしておきましょう。
監修企業・グリーンハウスも数多くの栄養士・管理栄養士を採用している企業の一つ。
面接でどの点を重視しているのかを聞いてみましたので、一例として参考になれば幸いです。
監修者メモ
選考中で会う機会はそこまで多くないため、履歴書等では見えない人柄を見ています。
表情や受け答えもそうですが、一番は「自分の言葉で話せているか」です。教科書通りではなく自分の「想い」をぜひぶつけてみてください!
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株式会社グリーンハウスでは、栄養士として活躍できるさまざまな環境を提供しています。病院、高齢者介護施設、学校給食、社員食堂など提携施設は実に2,694ヶ所にもおよびます。
いろいろな施設や企業で経験を積めるので、栄養士としての可能性をおおいに広げることが可能です。
「第一印象の大半は外見で決まる」とよく言われています。特に栄養士の場合、清潔感のある身だしなみは、面接の結果に大きく影響する要素だと言えるでしょう。
病院や高齢者介護施設では、患者さんや利用者さんなど、ウイルスや感染症に対する抵抗力が弱い方々と接する機会が多くあります。そのため、感染対策が非常に重要です。また、調理現場に入る時は衛生面の管理がしっかりできることが求められます。清潔感のある身だしなみや適切な衛生管理が求められる職場環境です。
そのため、派手な服装や髪型、化粧などはできるだけ避けて、清潔感のある服装や髪型、化粧などを意識することがとても重要です。また、業務上アクセサリーの着用を不可にしている場合も多いため、面接の時も華美な装飾は避けることをおすすめします。
栄養士の業務ではさまざまな職種や利用者さんと接することが多いため、一般常識やマナーを備えていることも大切です。
「時間にルーズでないかどうか」などは、社会人になるにあたって最低限のマナーです。時間通りに食事提供を行うことが治療の一環でもある場合が多い病院などでは、時間厳守ができるかどうかは特に重要視されるでしょう。「面接時間の10分前には到着しておく」など時間に余裕をしっかりと持って行動しましょう。
待ち時間の周りへの配慮も大切です。スマートフォンは電源を切るかマナーモードにしておくとよいでしょう。面接後も気を抜きすぎて、大声で話すなど配慮のない行動は禁物です。
身だしなみや一般常識、マナーと同じくらい大切なのが「仕事に対する意欲」です。応募動機などは、決められたテンプレートの暗記をするのではなく、多少上手くお話しできなくても問題ないため、自分自身の言葉で伝えることの方が大切です。
応募動機の内容だけでなく、話す時の姿勢や表情から伝わることも多いものです。緊張してしまうと、視線が泳いだり表情が暗くなってしまったりしやすい方もいるかもしれませんが、仕事に対する意欲や熱意が伝わればよいのです。笑顔を忘れずに明るい表情でハキハキ、良い姿勢でお話しすることを意識しましょう。
栄養士の面接において、基本的には一般的な業界の面接と聞かれることと大きな差はありません。しかし、一部の質問は栄養士ならではの質問もあるはずなので、その時に慌ててしまわないようにするために、事前に自分自身の考えを整理しておくとよいでしょう。
ここでは、よくある質問に対する回答のポイントをお伝えします。
企業(または施設)に関する研究はしっかりとしておきましょう。その上で、面接を受ける企業の魅力や強みについて自分の言葉で伝えます。加えて、入社することになった場合、「自分自身が何をやっていきたいのか、達成したいのか」「働きたいと思った具体的な理由」などをしっかり伝えてアピールしましょう。
長所はわかりやすく結論を伝えましょう。その上で、長所の裏付けとなるような具体的なエピソードを伝えることができれば、面接官にも理解してもらいやすいはずです。どんな長所がどのように企業に貢献できるか、業務に活かせるかまで伝えられるのが理想です。
短所も正直に伝えて問題はありませんが、誤解をまねくケースもあります。プラス面に受け取ってもらえる言い方や改善のために努力していることなども、あわせて伝えるとよいでしょう。
自分が興味があること、どのような勉強をしてきたのかを素直に伝えつつ、どのような点が応募する会社の業務につながるのか関連性をアピールできるとよいでしょう。
ボランティアや部活、サークル、アルバイトなど積極的に取り組んだことがあるならば、それらもぜひ伝えてください。栄養士として働く上で活かせるのではないだろうかと感じたことがあれば、どんな小さなことでも伝えましょう。
どのような答えでも正解不正解はありません。「食べること、作ることが好き」「食を通して、笑顔であふれる食卓作りに貢献したい」などちょっとしたことでも素直な想いであれば相手にも伝わります。
職場で活躍できる栄養士になるために、プラスαで勉強してきたことやSNSなどでのアウトプットなど、自分なりに努力してきたことがあればぜひ聞いてもらいましょう。
普段はどのような料理をするのか、料理をする際に工夫していること、などを盛り込んで具体的に話してみると伝わりやすいはずです。
得意料理に関しては、「なぜその料理が得意であるのか」「何を工夫しているのか」「周囲からどんな感想をもらっているのか」などについて話をすることで、創意工夫や改善をするための姿勢も知ってもらえるでしょう。
面接は自分の想い描く働き方ができるかどうかの確認ができる場面でもあります。
入社後に「思っていたのとは違った」ということを少しでも減らすために、ここでは確認しておいてほしいポイントをまとめました。
職場によって栄養士の担当領域は異なります。献立作成の方針や頻度、調理業務への関与度、栄養指導や食育活動の機会について尋ねましょう。また、食材の発注・管理や衛生管理の役割などを確認することで、その職場での日々の業務を具体的にイメージできます。これにより、自分に合った職場かどうかを判断しやすくなります。
将来的に管理栄養士の資格を取得した際にはどんな仕事ができるのかも、可能な限り具体的に確認しておくことをおすすめします。
栄養士は多職種連携の中で重要な役割を果たします。具体的にその会社で働くイメージができるように、栄養士同士の役割分担やどのような職種の人と一緒に仕事をするのかは、前もって確認しておけるとよいでしょう。
また、連携方法の体制(定期的にミーティングがあるのかどうか、どの部分に関して連携するのかなど)についても、確認するのもおすすめです。
社内で研修制度などを準備してくれている場合もありますが、栄養士に特化した研修となるとある程度の規模感がある施設や企業に限られます。職場によって学べる範囲も変わってくるので、自分でセミナーや研修を探して時には参加費を払って、プラスαのインプットをする必要があります。
学校ではないのと、法改正も定期的にある業界でもあるので、自主的な日々のインプットは大切です。しかしながら、資格取得のための支援や補助金などがあれば助かるはずです。施設や企業によっては、栄養士のための資格取得支援やサポート体制が手厚い場合もあるので、どんな研修制度や支援体制があるのかはぜひ確認しておきましょう。
病院、高齢者施設、学校、社員食堂といった産業施設など栄養士の職場は幅広く、職場によっては管理栄養士のみの募集などの場合もあります。また、栄養管理の特徴や基準も異なるので面接の時点で確認しておけるとよいでしょう。
また、他の職場とは異なる特徴的な取り組みなどがあるかどうかも具体的に確認することで、よりその施設や会社で働く自分についてのイメージがしやすいはずです。
将来的に自分がやりたいこと、チャレンジしたいことができるかを判断するため、施設や企業の今後の方向性を確認しましょう。現在の専門分野を深めていくのか、新たな分野に進出する予定があるのかを、可能な範囲で聞いてみることで、将来のビジョンが描きやすくなります。
また、栄養士に求められている役割を聞くことで、自分の価値観に合っているか、やりがいを感じられるかを確認できます。これらの情報は、その職場が自分に適しているかを判断する上で重要です。
私の強みは、状況を把握し、常に相手のことを考えて行動できるところです。
前職では、調理員の悩みや要望を積極的に引き出し、解決に努めることで業務が円滑に進むよう心がけました。その結果、「辞めようと思ったが相談に乗ってもらえたので続けようと思った」と感謝の言葉をいただきました。また、初心者にも分かりやすいように切り方を説明する掲示物を作成し、調理員が作業しやすい環境づくりにも取り組みました。
この経験を活かして、貴院では、患者様のことを考えて、悩みに寄り添った栄養指導ができる管理栄養士/栄養士として貢献してまいります。
引用元:エイチエ( https://eichie.jp/note/career/career28 )
問題点に対して、具体的にどのような対策をしたのか、その結果がどうなったかを具体的に盛り込むことができているのが良い点です。入社したい施設や企業のポリシーにもう少し具体的に触れてみると、自分自身がどのようにその施設や企業に共感しているのか整理もできますし、入社したいという熱意も伝わります。
私の強みは創造力です。前職の保育園では、豆ごはんが苦手な子供が多かったため、園児と一緒にグリンピースのさや取りを行う工夫をしました。その結果、残飯量が70%から15%に減少しました。貴院でも、創造力を活かして効果的な栄養指導を提案してまいります。
引用元:エイチエ( https://eichie.jp/note/career/career28 )
前職でのエピソードに関しては、具体的な数字も盛り込んで書いていて、説得力がある伝わり方になっています。一方で、入社したい施設で活かしたい「創造力」という点が抽象的な伝わり方になってしまっているのが少し残念です。具体的な例を挙げながら施設や企業のどんな業務に効果的な栄養指導を提案したいのかまでまとめられると、「貢献したい」という熱意が伝わります。
同じ栄養士という仕事においても、病院なのか高齢者福祉介護施設なのか社員食堂なのか学校・保育園給食なのかなど自身の希望する業界によって求められる長所やメリットは異なります。そのため、自分自身が希望する業界で求められるスキルをまずは把握することが大切です。
栄養士として就職するためには、面接は避けて通れません。面接の準備は自分が施設や企業に何を求めるのかをしっかりと見つめ直す機会でもあるため、業務内容や研修制度なども踏まえて、自分に合うかどうかをしっかりと調べて面接にのぞみましょう。
当サイトの監修会社・グリーンハウスでは、対面とオンラインでの説明会を定期的に開催しているようです。質問会などもあり社風を体感できる場のため、「面接を受ける手前の企業選びの第一歩」として利用してみてもよいでしょう。
ご自身が想い描く栄養士のキャリアや価値観の合う職場が見つかるよう、編集チーム一同より陰ながら応援しています。