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通称、栄養士認定試験は、正式には「栄養士実力認定試験」という名称で、一般社団法人 全国栄養士養成施設協会の主催のもとで、毎年12月におこなわれています。この試験は受験が義務付けられていないため、受けておくべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
学校や学部学科によっては、本認定試験の取得がカリキュラムに組み込まれており、受験に際する対策講座や集中的な勉強機会も設けられているようです。
受験によるメリットが多い栄養士認定試験について、詳しく紹介していきます。
栄養士実力認定試験をおこなう目的は、栄養士の質の向上と、知識水準を引き上げることです。そして栄養士養成施設の教育に関する認識を強めることでもあります。
栄養士実力認定試験の受験資格は次の2つです。
参照元:実力認定試験について│一般社団法人全国栄養士養成施設協会
(https://www.eiyo.or.jp/ability_test.html)
試験は毎年12月におこなわれ、出願の締め切りは10月中旬となっています。受験料は4,000円です。
指定されている以下の15科目の科目別問題に加えて、総合力問題が出題されます。
〇出題科目
※その他、総合力問題となります。
5問のなかから正解を1つ選択する、5択式です。
全部で85題あり、2時間の制限時間のなかでおこなわれます。
栄養士としての質の向上が見込めるでしょう。
栄養士実力認定試験の結果発表は2月上旬で、3月上旬には認定書が交付されます。認定書は得点によってA~Cと3段階のランク付けで評価されます。
成績表には学内と全国の順位が表記されていて、自分が現在時点で学力不足となっている科目が、具体的にわかるように記されています。
参照元:実力認定試験について│一般社団法人全国栄養士養成施設協会
(https://www.eiyo.or.jp/ability_test.html)
栄養士の資格は、厚生労働省から指定された養成施設を卒業し、その後、都道府県知事から免許を受けることで取得することができます。また、管理栄養士は、国家試験に合格する必要があります。
但し、実際に現場の栄養士としての実力は、その後の就業過程で修得して培い向上させていく傾向にあります。
栄養士実力認定試験の結果は履歴書に記載することができるので、試験結果が良ければ企業の採用側にも好印象を抱いてもらえるでしょう。
栄養士は知識が業務に活きてくる専門職であることから、試験の受験や結果によって、自分の苦手科目をカバーする姿勢があることが分かってもらえるので、今後の仕事のパフォーマンス向上にも期待してもらえるかもしれません。
3月に管理栄養士の認定試験を予定している人は、栄養士実力認定試験の勉強も管理栄養士のテキストで勉強することをおすすめします。
難易度が高いとされている管理栄養士の問題であれば、認定試験の評価をA判定に近づける勉強ができる可能性が高くなり、また管理栄養士の受験勉強にもなるので効果的です。