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このページでは、栄養士のキャリアパスや必要なスキル、キャリアアップするために取得しておくとよい資格など、栄養士のキャリアアップに必要な手段を詳しくまとめています。
監修会社の協力のもと、実際のキャリアモデル例なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
栄養士の知識や専門性を磨き、時には親和性の高い資格も組み合わせながらスペシャリストとして活躍する道と管理職としてマネジメント領域で活躍する道とに分かれます。
臨床栄養や学校栄養、健康・スポーツ栄養、給食管理、公衆栄養、地域栄養、福祉(高齢・障がい、児童)栄養など、栄養士が活躍できる分野は幅広いので、色々と経験してみて自分に合う分野が見つかったら、より専門性を高めて現役栄養士として活躍し続けるという道です。
それにプラスして親和性の高い資格取得を通して、市場価値を上げる方法もあります。努力はもちろん必要ですが、専門性が高まれば高まるほど、書籍やセミナー講師、イベント企画の依頼、栄養に関する情報発信の監修など、活躍できる場所はさらに広がることでしょう。
直営であれば栄養管理部門の責任者や給食施設の運営管理者、委託給食会社においては給食運営の統括責任者などがそれにあたります。管理職には、栄養学の専門知識に加え、組織運営やリーダーシップが求められるでしょう。
また、栄養士チームの育成や、他部門との連携強化、コスト管理、品質向上などの課題に取り組むことで、より高度なマネジメントスキルを磨くことができます。さらに、栄養政策の立案や食育プログラムの統括など、社会的影響力のある立場で活躍することも可能です。
次にあげる3つのスキルは、どのキャリアにおいても期待されているスキルなので、あわせて参考にしてみてください。
栄養士の仕事は、利用者、調理スタッフなど他の職種、委託給食会社であれば、それに加えてクライアントとのさまざまな人々とのやりとりが不可欠です。効果的なコミュニケーションには、傾聴力、説明力、共感力が重要になってくるでしょう。
特に、栄養や食に関する専門知識をわかりやすく伝える能力や、相手の立場に立って適切な対応をする能力が求められます。また、栄養カウンセリングでは、対象者との良好な関係構築が成功の鍵となります。
栄養士は、他の職種やパートさんやアルバイトさんなど立場の違う方々と、連携する機会が多い職種です。全体の状況を把握し、適切な指示を出すことも求められるでしょう。
そのため、チーム内で積極的に意見を出し、他のメンバーを巻き込んでプロジェクトを進めることが多くの場面で必要となってきます。栄養指導の効果的な実施や関連組織との円滑な協力関係の構築に、リーダーシップは欠かせません。
栄養学は日々進歩しているため、新しい知識を常にアップデートする必要があります。SNSや関連メディア、専門誌の購読、定期的な学会や研修会への参加、オンラインセミナーの活用などがおすすめです。
また、実務経験を積みながら、より専門的な認定資格の取得を目指すことで、キャリアアップの可能性が広がります。資格取得の勉強を通して、実務に活かせることも多くあるでしょう。食文化の理解や、環境に配慮したメニュー作成能力も、付加価値の高い栄養士として活躍するために役立ちます。
では、具体的に栄養士のキャリアアップに有利になる資格にはどのようなものがあるのかについてご紹介します。
管理栄養士国家試験を合格し、厚生労働大臣の免許を受けて、高度な専門知識を必要とする傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導ができたり、給食管理や栄養改善上必要な指導などを行ったりすることができます。
管理栄養士国家試験の受験資格を得るためには、卒業する施設によっても異なります。
管理栄養士の国家試験を受験するための手数料は、6,800円です。加えて、独学や通信講座受講、資格予備校通学、社内研修の利用などにかかる費用が必要です。
参照元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39045.html)
栄養士から管理栄養士になることで、健康な人を対象にした栄養指導だけでなく、医療機関に入院・通院する人や高齢者介護施設を利用する人の個々の病状や栄養状態を把握した上で、より専門的な知識を必要とする食事提供や栄養指導を行えるようになります。
糖尿病療養指導士(CDEJ)は、糖尿病患者の自己管理(療養)を支援する専門資格を持つ医療従事者です。この資格は、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士が取得可能で、高度で幅広い専門知識を活かし、患者のセルフケアをサポートします。
一定の実務経験をした看護師や管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士が、受験者用講習会を受講後に受験資格を得て、試験に合格することで糖尿病の臨床における生活指導ができる人材として活躍できます。
医療は日々進歩するため、5年毎の更新制です。
参照元:一般社団法人 糖尿病療養指導士認定機構(https://www.cdej.gr.jp/about-cdej/whats/)
病院や診療所、保健所などで医師の指示のもと、糖尿病患者に対するセルフケア指導に携わることで、より専門性の高い知識とスキルを身につけたうえで活躍することができます。
またこの資格を持つことで、職場内だけでなく地域の多職種連携にも貢献できます。地域における多職種連携は、糖尿病患者の重症化予防や合併症の発症抑制に重要であるからです。
健康運動指導士は、特定健診・特定保健指導において運動・身体活動支援を行う資格です。
この資格を持つことで、個々のライフスタイルに合わせた安全で効果的な運動プログラムを作成し、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームの予防に向けた運動指導を行う知識があると評価されるでしょう。
健康運動指導士の資格を取得するためには2つのルートがあります。健康運動指導士養成講習会を受講するか健康運動指導士養成校にて養成講座を修了して、認定試験に合格することで登録されます。ただし、5年毎の更新は必須です。
ちなみに、栄養士は104単位、管理栄養士は70単位の取得が、講習会にて必要とされます。
参照元:特定非営利活動法人 日本健康運動指導士会(https://www.jafias.net/)
「食」と「栄養」の知識に加えて、健康な体づくりに欠かせない運動についても専門的なサポートが可能になります。個々の心身の状態に応じた、安全かつ効果的な運動プログラムの作成と指導を行えるようになるため、支援できる分野が大きく拡がります。
また、より高度な知識と技術を活かして指導に携わることで、活躍の場が広がり、より多くの場面で必要とされる存在となる可能性が高まります。
栄養士としてのキャリアアップに役立つ資格には、他にも在宅栄養専門管理栄養士や臨床栄養士といった認定機関による専門資格から、食品保健指導士、サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、食育アドバイザーなどの民間資格まで多岐にわたります。
職場や目指すキャリアによって関連性の薄い資格もあるため、ご自身の進路に適した資格を選ぶことが重要です。例えば、医療や在宅支援で専門性を高めたい場合は、マストで管理栄養士資格を取得する等です。資格ごとの特性をよく調べ、目標に合ったものを選びましょう。
直営と委託給食会社の場合では昇進ルートが少し異なるようなので、それぞれ一般的なキャリアパスをまとめてみました。あくまでも目安なので、参考程度にご覧ください。
スタート時から給食管理業務全般において関与します。栄養部が独立して存在し大勢の栄養士・管理栄養士を雇用しているような大規模施設であれば、栄養部門全体の管理や若手栄養士の指導を行う主任栄養士として活躍するルートもあるでしょう。
ただし中小施設の場合、一社員として他の職種も踏まえて評価されるケースも多いので、キャリアパスは施設によるといった傾向があります。
調理現場や献立作成、発注などからスタートし、段階的に給食管理業務全般において経験を積みます。 経験値が上がってくると、1つの施設の責任者を任せられるようになり、そこでの成果が認められると複数の施設を統括するマネージャーとして、より広範囲の管理を行う立場が用意されているのが一般的です。
基本的には栄養士としての成果やリーダーシップが評価されるので、キャリアパスが明確な点が特徴です。
キャリアパスが明確である委託給食会社。しかしながら、働くメリットはそれだけではありません。キャリア志向がある方だけではなく、「スキルアップしたい!」と栄養士としての成長意欲が高い方にも向く職場です。委託給食会社での働き方について少し解説します。
委託給食会社はさまざまな提携施設へ栄養士・管理栄養士の技術支援をしている会社です。委託給食会社の栄養士・管理栄養士は、多種多様な提携施設へ配置され経験を積んでいきます。配属先の業界は病院や高齢者介護施設、学校、社員食堂をはじめとした産業施設など多岐に渡り、各所で違った経験を積むことができます。希望の業界の中で施設を変えて研鑽することも可能です。
直営は一つの施設においての専門性が高められ、委託給食会社では、栄養士・管理栄養士としての専門性を高められるという点が大きな違いです。
キャリアパスにおいても、施設単体ではなく、栄養士・管理栄養士としての資質や成果によって評価される背景もあり、キャリア志向が高い方に向いている働き方です。
当サイトの監修企業のグリーンハウスでの例を紹介します。目安として参考にしてみてください。
入社~1年 | 病院でヘルスケア部門の基礎を学ぶ 現場研修を経て病院へ本配属され、そこで基礎を学ぶ。 |
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3年目 | 特別養護老人ホームで彩りを提供 入居者の生活に彩りを提供するため、イベント企画や献立作成に携わる。 |
4年目 | 有料シルバーマンションで新たな経験を積む 高品質なサービスを提供する施設において、セミナー開催等初めてのポジションを経験し、栄養士としてのキャリアをさらに積む。 |
6年目 | 特別養護老人ホームで働きながら管理栄養士の資格を取得 働きながら独学に加え、管理栄養士チャレンジ講座を活用し、管理栄養士の資格を取得。 |
8年目 | マネジメントの領域に イベントの企画から販促・当日の運営フォロー、新規オープン営業所の献立作成や、健康セミナーを実施するなど多岐に渡る業務に携わる。 |
16年~現在 | 栄養士としての活躍の場がさらに広がる グリーンハウス全社の統一メニューを企画・作成したり、栄養士研修を実施したりするまでに。他にもさまざまな業務に携わっている。 |
入社~6年 | 某企業のさまざまなタイプの社員食堂で経験を積む 1日1,200食の大型店舗や、365日稼働店舗など、さまざまな店舗運営におけるメニュー作成や発注などの栄養士業務を担う。特定保健指導やイベントでの栄養相談業務も経験するなど、幅広く活躍。 |
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7年~8年 | 某企業の社員食堂の所長に任命 所長として労務管理や業績管理業務を担う。 企業向けの栄養セミナーにて初の講師を務める。 |
9年 | マネジメント領域でさらに裁量権UP 営業所運営業務の経験を評価され、地区マネージャーとして十数店舗を管轄。マネジメントスキルをさらに伸ばしていく。 |
10年~現在 | ホテルのウェルネスフードコンシェルジュとして就任 銀座に新規オープンしたホテルのコンシェルジュとして、メニューの監修やイベント主催など、ホテル滞在中の方々の心身の健康をサポートするポジションで活躍中。 |
お二人のキャリアデータは2023年1月現在のものです
他にも「学校給食における業界で専門性を高めたい!」と4校ほど別の配属先の学校で働いてみて「同じ業界でも学校によって全く違う!」と実感した方もいらっしゃるようです。
さまざまな配属先で働くグリーンハウスの栄養士さん達。入社のきっかけや仕事のやりがいなどを聞いてきたので紹介しておきます。
[配属先:学校給食]
母親が高校の学食で働いていたこともあり、学校給食に携わることを希望しました。毎日2,500食の給食を提供する中で自然と手際が良くなり、調理技術が身につきました。尊敬している母から料理の腕が上がったと言われた時には、自分の成長を実感して嬉しかったです。
また、夏休みに何度もシミュレーションを重ねて開催した親子料理教室では「丁寧に教えてくれたのが印象的だった」との感想をもらい、嬉しさとともにやりがいを感じました。
[配属先:高齢者施設]
幅広い業態での管理栄養士としての経験を積めるということで入社を決めました。入社1年目には慣れない業務でミスを連発してしまいましたが、上司や先輩、同僚がフォローしてくれました。
自分なりに日々改善を意識しながら取り組んだ結果、次第に業務にも慣れ、2年間お世話になった施設を異動する際には、ある入居者さんから感謝の言葉をいただいたとき、感慨深くやりがいを感じました。
[配属先:病院]
病院食は命に直接関わる食事提供になるため、アレルギー対応や形状の種類も多く、非常に複雑です。そのため、間違いが起こらないように自分だけでなく、他のスタッフにも周知を徹底することを意識しています。
病院食は基本的にはサイクルメニューですが、デイサービスや職員食も対応しており、利用者さんとのコミュニケーションを参考に、飽きない献立づくりに力を入れています。
病院食でも美味しいと感じてもらったり、「家で作ってみようと思った」などの感想をいただいたりした時には、とてもやりがいを感じました。
栄養士としてキャリアアップしたいと考えている方々のために、監修企業からもメッセージをもらってきましたので、あわせてご覧ください。
監修者メモ
グリーンハウスでは多くの管理栄養士・栄養士が活躍しています。現場での活躍はもちろんのこと、さまざまな業態もあるため一つひとつ経験を積みながらステップアップできる環境が整っています。
マネジメントに興味のある栄養士については、店舗責任者やマネージャー・部長への道もあり、多くの先輩が活躍しています。
年に1回、自分のキャリアについて考える制度があり、自己申告シートに近い将来の自分、遠い将来になりたい姿を想像しながらどのように働いていきたいかを記入し、会社と一緒に考えていきます。
sponsored by
株式会社グリーンハウス
株式会社グリーンハウスでは、栄養士として活躍できるさまざまな環境を提供しています。病院、高齢者介護施設、学校給食、社員食堂など提携施設は実に2,694ヶ所にもおよびます。
いろいろな施設や企業で経験を積めるので、栄養士としての可能性をおおいに広げることが可能です。