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栄養士の資格以外にあわせて取得しておくと有利な資格をいくつかご紹介していきます。より知識が広がり現在の職場で役に立つだけではなく、就職や転職の際に有利になります。
糖尿病の発症には1型と2型の2種類があります。そのうち2型糖尿病は「食生活の乱れ」「肥満」「運動不足」などの生活習慣が原因といわれています。
糖尿病療養指導士は、糖尿病について幅広い知識を持ち、患者さんが自己管理ができるよう適切に指導・援助していくエキスパートとして、大切な役目を担っています。受験資格は管理栄養士の資格を有する人で、5年毎の更新があります。
トクホといわれる特定保健用食品や栄養機能食品は、国の認定を受けた健康食品ですが、それ以外の健康食品については、明確な定義がありません。そこで日本健康・栄養食品協会が、JHFA(認定健康食品)制度を設け、消費者が健康食品を選びやすくしました。
食品保健指導士は、日本健康・栄養食品協会が設けた資格で、日本で販売されている健康食品を消費者が正しく利用できるよう指導や相談を行う専門家のことです。
サプリメントアドバイザーとは、サプリメント・保健機能食品に関するアドバイスを行えるよう、日本臨床栄養協会が定めた民間資格です。サプリメントアドバイザーは、消費者が適切にサプリメントを選べるよう、アドバイスをします。
消費者にとってサプリメント選びはとても難しく、多くのサプリの中からパッケージや品質表示を見ただけでは、自分にとって適切なものを選ぶことは困難です。健康のために飲むサプリメントですが、正しく撮らないと逆に健康を損なってしまうリスクがあります。サプリメントアドバイザーには、そういった困難やリスクを避けるために、専門的観点からアドバイスをする役割があるのです。
健康運動指導士は、個人の心身の状態に応じて、効果的な運動ができるよう、運動プログラムの指導を行う専門家です。
健康運動指導士は、生活習慣病の予防や個人の健康な体づくりのために、支援を行っています。平成18年度から厚生大臣の認定を受けた事業として、公益社団法人健康・体力づくり事業財団が創設されました。健康運動指導士は病院や高齢者介護施設、保健所などで活躍しています。
フードコーディネーターは、特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会が定めた民間資格です。食のトータルクリエイターとして食品メーカーや飲食店でのメニューの開発やコンサルティング、また、テレビや雑誌向けに料理をおいしそうに見せるための盛り付けを行ったり、独立して料理教室を開いたりと、さまざまな分野で活躍しています。資格認定試験は3級から1級まであり、年1回実施されています。
臨床現場において、さまざまな病態にあわせてよりよい栄養管理を行うことができる管理栄養士が求められています。高度な専門的知識と技術を持ち、栄養状態を的確に評価でき、栄養指導を行うことができる管理栄養士が有することができる資格です。
病態栄養専門士は日本病態栄養学会が設けた資格であり、学会に2年以上所属しており、医療機関での数年の勤務経験があることが取得の条件とされています。加えて、指定された単位の取得とレポートの提出を行うことで認定試験の受験資格を得ることができます。年1回認定試験が実施されるので、合格することで、取得することができる民間資格です。
近年は治療において、栄養管理の必要性が重視されるようになり、さまざまな医療従事者により構成される栄養サポートチーム(NST)が稼働している医療機関も増えてきています。
NSTをしっかりと稼働させることで、生活習慣病の予防や治療、患者のQOL(Quality Of Life ※「生活の質」)の向上が期待されています。しかし、これを上手く稼働させるためには、栄養管理における高度な知識と技術が必要とされています。
NSTコーディネーターは日本病態栄養学会が設けた資格であり、学会に所属している医師と病態管理栄養士もしくは認定管理栄養士のみが申請することができる5年更新の民間資格です。NSTが円滑に稼働することができるようにコーディネートでき、指導する立場を担うことができる人材の育成のために作られました。
日本人の男女ともに高い死亡原因となっているのが、がんです。がんと一言で言ってもさまざまな種類があります。治療はもちろんですが栄養管理も重要になってきます。がん患者に対する専門的な栄養管理を行うことができる知識と高度な技術を持つ管理栄養士のニーズが増えています。
がん病態栄養専門管理栄養士は日本病態栄養学会が設けた資格であり、病態栄養専門または認定管理栄養士を取得しているか、日本栄養士会が設けている臨床栄養認定管理栄養士を取得している管理栄養士が取得することができる民間資格です。通算2年以上の指定の研修を受けることで、医療チームの一員として、がん患者における栄養管理を他の医療従事者に提案し、患者本人と家族に実践できる方法を指導することができる専門家です。
近年、腎臓病に苦しむ患者が増加しており、透析患者も増えています。腎臓病を患っている場合には、治療において、栄養管理も重要です。そこで、腎臓病に特化した専門的知識と、高度な技術を持ち、臨床経験も積んでいる管理栄養士が必要とされています。
腎臓病病態栄養専門管理栄養士は日本病態栄養学会と日本栄養士学会、日本腎臓学会が連携して、設けられている民間資格です。病態栄養認定(専門)管理栄養士か臨床栄養認定管理栄養士の資格を取得し、実務経験が3年以上に加えて、腎臓病における栄養管理業務に5年以上従事していることが必要です。年1回実施されている認定試験に合格することで有することができます。
健康運動指導士と混同されることが多いですが、健康運動実践指導者は健康運動指導士によって作成された個々のプログラムの作成意図をくみ取った上で、分かりやすく伝えて、対象者にプログラムを実行できるように指導する専門家です。
公益社団法人健康・体力づくり事業財団によって設けられた民間資格です。効果が得られるように安全にプログラムを実行できるよう集団に向けて運動技術を指導する必要があります。健康な体にとって食と運動は切り離すことができない分野でもあるので、両方の視点から携わることができるという点でおすすめです。あわせて、健康運動指導士も取得することで、病院だけでなく介護施設等でのニーズも高まります。
ケアマネジャーは大きく2種類の業務を行います。1つは要介護認定の申請の代行をしたり、認定するのに必要である調査を行うことです。
もう1つは介護支援サービスに関するさまざまな業務を行います。介護サービス計画(ケアプラン)を作成するにあたり、介護サービスの利用を希望するご本人やご家族との相談や面談において、問題点や課題を見つけ出して、個々に最適な支援計画を作成します。また、作成したプランを適切に実行できるようにするために、利用者にさまざまな情報を提供するとともに、最適な事業所とのマッチングをすることも業務に含まれます。
ケアマネジャーになるためには、年1回実施されるケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格する必要があります。この試験は誰でも受験することができるわけではありません。
該当する国家資格(栄養士や管理栄養士はもちろんのこと、その他にも該当する資格があります)を保有し、その資格に基づく業務、または、生活指導員・相談支援員などとしての業務に5年以上かつ900日以上従事していれば、受験資格を得ることができるのです。5年毎に更新が必要になる資格となりますが、特に福祉・介護施設で働く栄養士にとっては、仕事の幅を広げることができる資格でもあるのでおすすめです。
近年、増加している食物アレルギーにより、何を食べるかで命を脅かされる危険を持ちながら生活している人も増えています。一言で食物アレルギーといっても、原因や症状は個々で異なるため、個別対応が必要にもなってきます。そのため、食物アレルギーを持つ人でも安心して集団生活の中で、食事を楽しむことができるように食物アレルギーに関する専門的知識を兼ね備えた、安全で適切な食事を提供することができる栄養士が必要とされているのです。
食物アレルギー(管理)栄養士は公益社団法人日本栄養士会によって、2018年に設けられた民間資格です。この資格は2種類あります。
給食管理分野に関する食物アレルギーの専門家のことを食物アレルギー栄養士(給食管理分野)と呼びます。加えて、一定の条件を満たし、認定審査を合格すると、食物アレルギーに関する栄養・生活指導や地域においてさまざまな施設の連携をサポートすることまで行える食物アレルギー管理栄養士として働くことができるのです。ともに、5年毎の更新が必要な資格です。
食事が体を作るということで、スポーツの分野でも栄養士の活躍が求められるようになっています。
公認スポーツ栄養士は、アスリートの栄養面も考慮した食事の管理や自分で管理することができるような栄養教育、食環境を整えることなど栄養に関するさまざまなサポートをしています。一流のアスリートに専任の栄養士がついて食事管理のサポートをしているということはご存知の方もいるかもしれませんが、ジュニア層やシニア層などの幅広くスポーツに取り組んでいる人々が健康的に打ち込めるようにも必要とされています。
公認スポーツ栄養士は公益社団法人日本栄養士会と公益財団法人日本スポーツ協会によって設けられた民間資格です。
単独ではなく、監督やコーチ、トレーナー、スポーツドクターやメンタルケアなどのさまざまな専門家と連携しながら、スポーツを行う人の栄養面の管理をしていきます。管理栄養士の資格を有し、スポーツの栄養指導の経験があること、あわせてそのほかに定められた条件を満たすことで受験資格を得ることができます。資格の登録後は4年毎の更新が必要です。
現代は食べることに困らない飽食の時代といわれていますが、『「食」を大切にする心の欠如』や、『栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加』など、さまざまな食に関する問題が生じています。食環境を見直すことで、これらの問題を解決し、健康的な生活を送ることのできる人を増やしていくことが求められています。
食生活アドバイザーは、栄養学はもちろん、食事学や衛生管理、食文化、食習慣、食のマーケットなど食に関するさまざまな知識を学んでいます。そのため、食生活全般のスペシャリストとして、広い視野をもって、正しい情報を選び抜き、必要な人に必要な情報を分かりやすく提供して、サポートすることが食生活アドバイザーの仕事です。
食生活アドバイザーは一般社団法人 FLAネットワーク協会によって設けられた民間資格です。誰でも受験することができ、2級と3級に分かれています。
3級は消費者の立場から家庭や育児において、食生活を見直し、食事を楽しむことができるレベルです。2級は消費者ではなく、食を提供する立場として、企業と消費者のパイプを繋ぎ、食ビジネスに関して実務的に携わることができるレベルが求められています。
生活習慣病とは元々、成人病と呼ばれていたものであり、食生活や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣によって引き起こされる可能性が高いとされるさまざまな病気の総称です。
昔はその名の通り、成人に発症していた病気でありますが、近年では、若年世代でも発症することが確認されており、生活習慣病を予防することの必要性が高まっています。病気を発症してしまってからでは遅いので、日々の生活習慣の中で予防することが必要とされています。
生活習慣病予防プランナーは一般社団法人 ケアフィット推進機構(※1)によって設けられた民間資格です。通信講座で生活習慣病や予防のための食事や運動に関して学び、添削試験に2回合格することで取得することができます。通常業務の隙間時間で取り組むことができるので、比較的簡単に取得できる資格でもあります。